この記事は夜戦のススメの続き的な話です。
夜戦における攻撃力は火力と雷装の合計で決まります。
装備によって多少前後しますが、主な艦艇の連撃装備の夜戦攻撃力はこんな感じになります。
見ての通り、重雷装艦組が大和型戦艦を差し置いてトップとなっています。次点で大和型、神通改二、愛宕型と妙高1だけ下がって利根型、球磨長良名取と続きます。
駆逐艦トップの夕立改ニでも軽巡の上位組には及びません。他の駆逐艦は夕立より20程さがるので実際、いわれているほど駆逐艦は夜戦で強いわけではなく連撃ではフラグシップ戦艦などは確殺とはいきません(後述)
駆逐艦の場合、硬い敵にはおとなしくカットイン攻撃にしておきましょう。
夜戦の連撃とカットインには上記夜戦攻撃力に補正がかかり
となります。
敵に与えるダメージは具体的には以下の式で計算されているといわれています。
ダメージ = ( [ 基本攻撃力 × キャップ前補正 ] × クリティカル補正 - 敵装甲 × 乱数(2/3~4/3) ) × 弾薬量補正
この式の細かい話はWikiなどを見ていただくとして
戦艦の場合、連撃と主砲のカットインしか選択肢が無いわけですが、連撃は1.2倍撃×2回攻撃で主砲/主砲/主砲カットインは2倍撃です。ぱっと見、カットインのほうが主砲1つ分攻撃力が高いとはいえ連撃の方がダメージを多く与えられそうに見えます。
実際、装甲による減算を考慮してもほとんどの敵で連撃のほうがダメージが大きくなります。強力な単発攻撃である主砲のカットイン攻撃が連撃を上回るのは敵の装甲値がとてもとても高い場合のみです。
装備によっても多少前後しますが、主砲/主砲/主砲カットインが連撃を上回るようになるのはおおよそ金剛型戦艦で装甲が60を超えた敵から、長門型戦艦で装甲が90を超えた敵から、大和型戦艦は装甲値160の戦艦棲姫でも連撃と主砲/主砲/主砲カットインがほぼ等しいくらいの期待値になります。
1.75倍撃の主砲/主砲/副砲カットインは金剛型戦艦で装甲が90を超えた敵から、長門型戦艦で装甲が110を超えた敵から連撃を上回るようになります。大和型戦艦は実用範囲で主砲/主砲/副砲カットインが連撃を上回ることはありません。
他の艦種の場合、1.5倍×2の魚雷/魚雷カットインを主砲カットインが上回ってしまうような装甲を持つ敵は今のところいません。夜戦重視なら重巡軽巡駆逐艦が主砲カットイン装備にする必要はないでしょう。
上の表は連撃と主砲/主砲/主砲カットインの比較表です。補正後夜戦攻撃力-敵装甲値の値は乱数や補正が掛かる前の敵へ与えるダメージの大本となる数字です。そのまま敵へ与えるダメージになるわけではありませんが目安にはなるはずです。(2倍撃の主砲カットインは夜戦攻撃力150を超えると夜戦攻撃力キャップの300に達してしまうので150以降は省いています)
上の表はすべて、命中した場合の期待値です。
連撃やカットインの命中率は敵にもよりますが重巡以外は命中を上げていっても7割前後なので、両方当たる確率は5割程、両方もしくはどちらか当たる確率は9割程、両方外れる確率は1割以下ということになります。
確実を期するならば、フラグシップ戦艦相手に連撃のどちらか片方当たれば敵を沈められる夜戦攻撃力165、4戦目の弾薬残量補正を考えるならば180くらいを確保したいところです。
駆逐艦の場合、連撃装備で夜戦攻撃力165以上あるのは夕立改二のみです。他の駆逐艦の場合、両方当たればフラグシップ戦艦を沈められるくらいの夜戦火力はありますが、弾薬料補正のかかる4戦目の場合連撃が両方当たっても沈まないことがあります。フラグシップ戦艦を沈めることを見据えるならば連撃装備よりもカットイン装備のほうがよいかもしれません。
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夜戦における攻撃力は火力と雷装の合計で決まります。
装備によって多少前後しますが、主な艦艇の連撃装備の夜戦攻撃力はこんな感じになります。
艦 | 火力 | 雷装 | 装備 | 夜戦基礎火力 |
島風改 | 59 | 99 | 12.7cm連装砲×2/電探 | 162 |
夕立改ニ | 73 | 93 | 12.7cm連装砲×2/電探 | 170 |
球磨/長良/名取改 | 69 | 89 | 15.5cm副砲×2/五連装魚雷 | 184 |
神通改二 | 70 | 98 | 15.5cm副砲×2/五連装魚雷 | 194 |
大井/北上改ニ | 63 | 139 | 甲標的/15.5cm副砲×2 | 228 |
木曽改ニ | 64 | 110 | 甲的/15.5cm副砲×3 | 200 |
高雄/愛宕改 | 75 | 79 | 15.5cm副砲×3/五連装魚雷 | 187 |
利根/筑摩 | 74 | 79 | 15.5cm副砲×3/五連装魚雷 | 186 |
古鷹/加古改 | 70 | 59 | 15.5cm副砲×3/五連装魚雷 | 162 |
榛名/霧島 | 94 | 0 | 46cm砲×2/電探/電探 | 146 |
金剛/比叡改ニ | 98 | 0 | 46cm砲×2/電探/電探 | 150 |
長門/陸奥改 | 99 | 0 | 46cm砲×2/徹甲弾/電探 | 159 |
大和/武蔵改 | 139 | 0 | 46cm砲×2/徹甲弾/電探 | 199 |
見ての通り、重雷装艦組が大和型戦艦を差し置いてトップとなっています。次点で大和型、神通改二、愛宕型と妙高1だけ下がって利根型、球磨長良名取と続きます。
駆逐艦トップの夕立改ニでも軽巡の上位組には及びません。他の駆逐艦は夕立より20程さがるので実際、いわれているほど駆逐艦は夜戦で強いわけではなく連撃ではフラグシップ戦艦などは確殺とはいきません(後述)
駆逐艦の場合、硬い敵にはおとなしくカットイン攻撃にしておきましょう。
夜戦の連撃とカットインには上記夜戦攻撃力に補正がかかり
攻撃法 | 補正 |
魚雷/魚雷カットイン | 1.5倍の2回攻撃 |
魚雷/主砲カットイン | 1.3倍の2回攻撃 |
主砲/主砲/主砲カットイン | 2倍撃 |
主砲/主砲/副砲カットイン | 1.75倍撃 |
連撃 | 1.2倍の2回攻撃 |
となります。
敵に与えるダメージは具体的には以下の式で計算されているといわれています。
ダメージ = ( [ 基本攻撃力 × キャップ前補正 ] × クリティカル補正 - 敵装甲 × 乱数(2/3~4/3) ) × 弾薬量補正
この式の細かい話はWikiなどを見ていただくとして
戦艦の場合、連撃と主砲のカットインしか選択肢が無いわけですが、連撃は1.2倍撃×2回攻撃で主砲/主砲/主砲カットインは2倍撃です。ぱっと見、カットインのほうが主砲1つ分攻撃力が高いとはいえ連撃の方がダメージを多く与えられそうに見えます。
実際、装甲による減算を考慮してもほとんどの敵で連撃のほうがダメージが大きくなります。強力な単発攻撃である主砲のカットイン攻撃が連撃を上回るのは敵の装甲値がとてもとても高い場合のみです。
装備によっても多少前後しますが、主砲/主砲/主砲カットインが連撃を上回るようになるのはおおよそ金剛型戦艦で装甲が60を超えた敵から、長門型戦艦で装甲が90を超えた敵から、大和型戦艦は装甲値160の戦艦棲姫でも連撃と主砲/主砲/主砲カットインがほぼ等しいくらいの期待値になります。
1.75倍撃の主砲/主砲/副砲カットインは金剛型戦艦で装甲が90を超えた敵から、長門型戦艦で装甲が110を超えた敵から連撃を上回るようになります。大和型戦艦は実用範囲で主砲/主砲/副砲カットインが連撃を上回ることはありません。
他の艦種の場合、1.5倍×2の魚雷/魚雷カットインを主砲カットインが上回ってしまうような装甲を持つ敵は今のところいません。夜戦重視なら重巡軽巡駆逐艦が主砲カットイン装備にする必要はないでしょう。
上の表は連撃と主砲/主砲/主砲カットインの比較表です。補正後夜戦攻撃力-敵装甲値の値は乱数や補正が掛かる前の敵へ与えるダメージの大本となる数字です。そのまま敵へ与えるダメージになるわけではありませんが目安にはなるはずです。(2倍撃の主砲カットインは夜戦攻撃力150を超えると夜戦攻撃力キャップの300に達してしまうので150以降は省いています)
上の表はすべて、命中した場合の期待値です。
連撃やカットインの命中率は敵にもよりますが重巡以外は命中を上げていっても7割前後なので、両方当たる確率は5割程、両方もしくはどちらか当たる確率は9割程、両方外れる確率は1割以下ということになります。
確実を期するならば、フラグシップ戦艦相手に連撃のどちらか片方当たれば敵を沈められる夜戦攻撃力165、4戦目の弾薬残量補正を考えるならば180くらいを確保したいところです。
駆逐艦の場合、連撃装備で夜戦攻撃力165以上あるのは夕立改二のみです。他の駆逐艦の場合、両方当たればフラグシップ戦艦を沈められるくらいの夜戦火力はありますが、弾薬料補正のかかる4戦目の場合連撃が両方当たっても沈まないことがあります。フラグシップ戦艦を沈めることを見据えるならば連撃装備よりもカットイン装備のほうがよいかもしれません。
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