艦これのススメ

・敵の開幕攻撃の話
 4-4などは羅針盤固定の為に駆逐艦が必要ですが、ボス手前の艦隊の敵の開幕攻撃でしょっちゅう被害をうけたりします。
 対策として艦隊防空を強化したりするわけですが、とりあえずは敵の開幕攻撃の火力を知りたいところです。
(敵の開幕攻撃もこちらと同じ式で算出されているようなので、詳しいことはこちらを参照してください)

 敵の艦隊の搭載機数とその装備は以下の様な感じです。
搭載機数 装備
軽母ヌ級 18/18/18 深海棲艦戦/深海棲艦爆/深海棲艦攻
軽母ヌ級elite 24/24/24 深海棲艦戦 Mark.II/深海棲艦爆/深海棲艦攻
軽母ヌ級flagship 22/22/22/22 深海棲艦戦 Mark.II/深海棲艦攻 Mark.II/深海棲艦爆 Mark.II/深海棲艦爆 Mark.II
空母ヲ級 27/27/27 深海棲艦戦/深海棲艦爆/深海棲艦攻
空母ヲ級elite 30/30/30 深海棲艦戦 Mark.II/深海棲艦攻 Mark.II/深海棲艦爆 Mark.II
空母ヲ級flagship 32/32/32 深海棲艦戦 Mark.II/深海棲艦攻 Mark.II/深海棲艦爆 Mark.II
空母ヲ級flagship(新型機) 32/32/27/5 深海猫艦戦/深海地獄艦爆/深海復讐艦攻/深海復讐艦攻
空母ヲ級改flagship 36/36/36/36 深海棲艦戦 Mark.III/深海棲艦爆 Mark.II/深海棲艦攻 Mark.III/深海棲艦攻 Mark.III
戦艦レ級 0/0/0/140 16inch三連装砲/12.5inch連装副砲/高速深海魚雷/飛び魚艦爆
戦艦レ級elite 0/0/0/180 16inch三連装砲/12.5inch連装副砲/深海烏賊魚雷/飛び魚艦爆
装甲空母鬼 80/80 深海棲艦戦 Mark.II/深海棲艦爆 Mark.II/16inch連装砲
装甲空母姫 96/96 深海棲艦戦 Mark.II/深海棲艦攻 Mark.II/16inch連装砲
護衛要塞 30/30/30 8inch三連装砲/深海棲艦戦 Mark.II/深海棲艦攻 Mark.II
泊地棲鬼/泊地棲姫 60/60/60 劣化徹甲弾/深海棲艦戦 Mark.II/深海棲艦爆 Mark.II
南方棲鬼 0/0/50 16inch三連装砲/8inch三連装砲/深海棲艦戦 Mark.II
南方棲戦鬼 0/70/70 16inch三連装砲/深海棲艦戦 Mark.II/深海棲艦爆 Mark.II
北方棲姫 0/72/64/36 5inch単装高射砲/深海棲艦戦 Mark.II/深海地獄艦爆/深海艦攻 Mark.II
北方棲姫(本気) 0/64/68/40 5inch単装高射砲/深海猫艦戦/深海地獄艦爆/深海復讐艦攻


雷装 爆装 対空 対潜 命中
深海棲艦攻 4 0 0 2 0
深海棲艦攻 Mark.II 6 0 0 4 0
深海棲艦攻 Mark.III 11 0 4 7 0
深海棲艦戦 0 0 2 0 0
深海棲艦戦 Mark.II 0 0 5 0 0
深海棲艦戦 Mark.III 0 0 9 0 0
飛び魚艦戦 0 0 13 0 0
深海棲艦爆 0 3 0 1 0
深海棲艦爆 Mark.II 0 6 0 2 0
深海棲艦偵察機 0 1 1 1 0
飛び魚偵察機 0 4 2 2 0
飛び魚艦爆 0 10 8 7 0
深海猫艦戦 0 0 10 0 1
深海地獄艦爆 0 11 0 4 3
深海復讐艦攻 13 0 4 5 2

  最序盤にしか出てこない軽母ヌ級と空母ヲ級の装備している深海棲艦爆と深海棲艦攻を除いた敵空母の開幕攻撃火力をグラフにすると以下のようになります。
 1007敵開幕攻撃火力

 ヲ級flagsip32機の開幕攻撃の場合、睦月型以外の駆逐艦改の装甲は49なので艦攻の1.5倍の場合はどうにもならないとしてもそれ以外は防空で10機ほど撃墜できれば駆逐艦の装甲でも弾ける程度にまで攻撃力を減ずることができます。
 駆逐艦や軽巡以外は深海棲艦爆Mark.IIや深海棲艦攻Mark.II程度では艦攻の1.5倍ダメージ以外では装甲貫通ダメージを受けることは殆どありません。
 
 5-5で出現する戦艦レ級とヲ級改の開幕攻撃火力は下図になります。
1007レ級開幕攻撃

 特にレ級の爆撃威力はかなり高い上、数も多いので対空射撃だけではどうにもなりません。



・防空の話
 敵の開幕攻撃を受けた艦は、5割ほどの確率で防空判定が行われ敵機を撃墜して敵の開幕攻撃力を減ずることができます。撃墜機数は対空値5毎に1増え、別に80毎に1機増えます。

対空値撃墜数
408
459
5010
5511
6012
6513
7014
7515
8017
8518
9019
9520
10021
10522
11023
11524
12025
12526
13027

 撃墜数は上記の他に艦隊防空として装備によって若干のボーナスが得られ、艦隊の装備や陣形にもよりますが0~24機撃墜数が増えます。普通の装備なら2~5機ほど増えると思っておけばよいでしょう。艦隊の装備をかなり防空依りにしないと艦隊防空ボーナスは殆ど増えない上、肝心の火力が下がることになるので実用上気にする必要はありません。
 近代化改修済みの駆逐艦改は50前後の対空があるので、防空判定に成功さえすれば10機以上撃墜し開幕攻撃は装甲で弾ける程度まで減ずることができます。ですが敵の空母が多ければその分、サイコロの振られる回数も多いわけで護衛の空母無しではどうしても被弾は避けられません。
 戦闘機による敵機撃墜は防空判定と違い、必ず割合で減らしてくれます。制空権拮抗状態でも敵機の0%~60%、平均して1/3程を撃墜しているので空母に戦闘機をのせておけば防空判定に頼るよりはるかに確実に被害を受ける確率を減らすことができます。空母に勝る艦隊防空兵器はありません
制空状態必要制空力撃墜割合
制空権喪失1/3以下0%~10%
航空劣勢2/3以下0%~40%
航空均衡等倍以上0%~60%
航空優勢3/2倍以上0%~80%
制空権確保3倍以上0%~90%




艦隊防空の細かい話へ続く






2014/4/23 追記
2014/10/8 グラフ更新 

 ひさーしぶりに新たな海域が実装されました。
 前回の海域と同様この海域もゲージがあり敵ボス旗艦を5回撃破すればクリアとなります。
 他の南方海域のエリアと同様に必ずボスへいける編成があり、また5-2よりも易しいので戦果稼ぎ向きの海域でもあります。
 5-4のはじめの羅針盤は空母二隻以上で北、ドラム缶搭載艦3隻以上で南、それ以外で中央ルートとなるようです。
 中央、南ルートは共に道中3戦です。中央は道中の夜戦一回、南ルートの場合夜戦が2回なのであえて南ルートを選ぶ必要はないでしょう。
 北ルートは他ルートより1戦少なく羅針盤固定すれば道中2戦で済み夜戦もありませんが、道中にエリート戦艦と装甲空母姫がいるパターンがあります。装甲空母姫は潜水艦がいればそちらを優先して狙うので潜水艦をいれておけば比較的安全に進めます。ただ潜水艦一隻だけでは初戦のフラクシップ軽巡が二隻いる艦隊をくぐり抜けるのは難しくなります。
 北ルートはドラム缶搭載4個以上でボスへの羅針盤固定されます。 ドラム缶さえあれば北ルートが一番楽でしょう。

 道中夜戦以外で戦艦に合う確率も低いので、5-3を突破した人ならば楽に攻略できるかと思います。

・編成例
空母2戦艦2航巡2(北ルート、ドラム缶4装備)
潜水艦5(中央ルート)
重巡3雷巡3(中央ルート)

 北ルート以外を通る場合、夜戦対策に重巡か駆逐艦に探照灯を搭載しておくと安定します。ただ、敵に集中的に狙われることになるので探照灯を搭載した艦だけでもキラキラ状態にしておいたほうが良いでしょう。
 ボス艦隊にはフラグシップ戦艦二隻がいますが、夜戦まですれば潜水艦隊以外なら敵を全滅させるのは容易でしょう。


 ボスへ行くだけなら潜水艦で中央ルートを通るのがコスト的にも楽です。ただし潜水艦の火力では夜戦カットインでもフラグシップ戦艦を確殺できません。T字有利を引いて昼間のうちに戦艦を削れていないとS勝利するのはかなり難しいので、ドロップ狙いの場合は水上艦隊で挑むか支援艦隊を使うのが確実です。
5-4
上図はたまたまT字有利を引けたときのスクショ

 5-4はドロップがとても充実しておりレア駆逐艦はひと通り出るようです。
 筆者は今のところ翔鶴、伊19、弥生、卯月、夕雲、秋雲、鈴谷、熊野、阿賀野のドロップを確認しています。

・主な敵艦隊の制空力最大の編成
敵艦隊 最大制空力 航空優勢必要値 制空権確保必要値
敵補給部隊本隊(ボス) 76 114 228
敵機動部隊主力(北ルート) 116 174 348
敵機動部隊A郡(北外れ) 98 147 294
敵機動部隊B郡(中央ルート) 96 144 288



 潜水艦への与ダメージ計算は装備の比重が大きく

対潜攻撃力=int(対潜/5)+対潜装備の対潜値×2+25(航空機の場合は+10)

 と言われています。
 この式を元に対潜装備なしの素の状態の火力と装備の火力を求めてみると

・艦の対潜火力
対潜対潜火力
010
1427
1928
2429
2930
3431
3932
4433
4934
5435
5936
6437
6938
7439
7940
8441
8942
9443


・装備の対潜火力補正

対潜 対潜火力
九四式爆雷投射機 +5 10
九三式水中聴音機 +6 12
三式爆雷投射機 +8 16
三式水中探信儀 +10 20
彗星他 +3 6
瑞雲他 +4 8
瑞雲(634空) +5 10
試製晴嵐 +6 12
三式指揮連絡機
九七式艦攻(九三一空)
+7 14
天山(九三一空) +8 16
カ号観測機 +9 18

 またソナーと爆雷を両方装備すると対潜攻撃力に1.15倍程度の補正がかかるようなので、大抵の場合ソナーと爆雷を両方装備したほうが対潜火力は高くなります。
 艦の対潜火力と装備の対潜火力補正の合計が単横陣形時の対潜攻撃力となります。
 カ号や三式指揮連絡機が複数あれば航巡や航戦、軽空母にも対潜装備を満載した軽巡に迫る対潜能力を持たせることができ選択肢の幅が広がります。


 水上艦への攻撃力計算と同じようにの対潜攻撃力も陣形による補正をうけ、単縦陣で45%、副縦陣60%、梯形陣で75%、輪陣形で90%となります。単横陣最も対潜効果の高い陣形で100%です。
 また対潜攻撃力が100を超えた分はほとんど切り捨てられます。
1025対潜火力
 上の表は補正対潜攻撃力換算表です。
 横に引かれた線は下の赤線がヨ級flagshipの装甲36のライン、上の青線がヨ級flagshipの装甲+体力のラインつまり一撃で倒せる可能性の出てくる対潜攻撃力です。



 単横陣形をとれば上位対潜装備がなくともflagship潜水艦を沈めるも簡単ですが、4-4カスガダマ沖海戦や5-1南方海域前面では敵ボス艦隊にflagship潜水艦が居てドロップ狙いで周回する際の大きな障害となります。
 敵水上艦隊に潜水艦が混じっていると安易に単横陣形というわけにもいかず、編成や装備の選択に悩む事になります。

 下記の表は敵潜水艦への与ダメージ期待値表です。
 確殺必要対潜攻撃力は乱数によらず敵を確殺するのに必要な攻撃力、中破攻撃力は乱数によらず敵を中破させるのに必要な攻撃力となります。
 
1026対潜

1026対潜四戦目

 4-4や5-1のボス戦は4戦目のため残弾薬量補正がかかります。
 例えば、4-4ボス艦隊のflagshipヨ級を沈めるには乱数が悪い方向へブレないとしても補正後対潜攻撃力50の艦が4回攻撃する必要があります。4-4で対潜役になる艦が駆逐艦2隻の場合中破していたり、駆逐艦の対潜が59はないと上位対潜装備で固めても複縦陣では乱数次第で潜水艦を撃沈できないことが増えます。確実に潜水艦を落としたいなら輪陣形以上の対潜補正のある陣形を使う必要がありますが、輪陣形では潜水艦以外の水上艦を取りこぼすことも増えてしまいます。駆逐艦が中破しているとき以外は複縦陣のほうがいいかもしれません。
 5-1のボス艦隊にいる潜水艦はカ級flagshipなので上位対潜装備が揃っていれば駆逐艦2隻でも複縦陣で沈めることができます。
 どちらにせよ対潜能力のある艦が羅針盤固定に必要な駆逐艦のみでは、道中で中破したときの対潜攻撃力が足りなくなります。4-4や5-1のボスでS勝利を目指すならば、艦隊に空母をいれず砲雷撃戦のうちに対潜補正の高い陣形で潜水艦を倒し夜戦で残りの敵艦を沈めるのも手です。






続きを読む

 1/29日のバージョンアップにて新しく駆逐艦を探しに出撃している人も多いかと思いますが、今回はそんな「掘り」に役立ちそうなデータを各海域の出撃あたりの戦艦、空母、そして潜水艦の天敵であるflagship軽巡等の遭遇数期待値をまとめてみました。
 鬼や姫系の敵は便宜的にflag戦艦として計算しています。
海域戦艦elite戦艦flag戦艦軽空母ヲ級eliteヲ級flagヲ級flag軽巡潜水艦最大制空力戦艦合計空母合計ボス到達率編成等
1-40.171.611.39200.17383.33%
2-10.172.170.42280.172.5825.00%
2-20.230.35540.230.3552.50%水母軽空母正規空母いずれか含む
2-20.430.15540.430.1522.50%水母軽空母正規空母いずれも含まない
2-30.920.20.960.760.2371.111.9159.50%水母を含む艦隊
2-41.831.050.520.320.320.480.32823.41.1142.40%正空軽空を含み軽巡を含まない艦隊
3-10.250.251.51.5720.51.525.00%
3-21.170.080.50.54781.170.5837.50%駆逐のみの艦隊
3-30.750.52.251.580.921.46791.253.8350.00%空母二隻以上
3-41.143.060.671.671.52.19824.192.3341.67%
4-10.830.420.750.462.5481.250.7537.50%駆逐艦二隻以上
4-20.561.310.960.481.583.25750.562.2756.25%駆逐一隻以下
4-31.171.220.4420.564.67761.171.6733.30%重巡二隻以上
4-40.51.832.170.831.83141042.33370.00%駆逐二隻重巡ないし航巡一隻
5-13.53.330.671.83803.53.33100.00%重巡ないし航巡二隻駆逐二隻
5-20.332.170.330.331.171.834.67972.50.67100.00%正空二隻軽空一隻
 筆者としては戦艦合計が海域の難易度の体感とだいたい一致しているように思うのですがいかがでしょうか?
 レア艦掘りの参考になれば幸いです。


 
※所々間違っているかもしれません。気がついたら修正します。

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